制作会社が提供するホームページ商品や印刷物。
これらのエンドユーザーやマーケットにおいての使われ方や効果を考えるとき、やはり制作者サイドには、広告媒体としての捉え方や要件設定の技術・ノウハウが伴っていないと、出来上がりは、自己満足の固まりのような商品になり、たいていの場合は使い物になりません。
「砂上の楼閣」とは正にうまい表現で、どんな土台の上に家を建てるのか、みたいな観点で、設計方針や企画の在り方の上に立った、デザイン力・アイデア・制作技術などの発揮が必要です。
年間50人近くの中途採用希望者さんと逢いますが、建物の話はできても、土台の話ができるクリエイターって、ほんとに少ない。土台から設計できるクリエイターとの差はどんどん離れていくのに、「建物が語れればいい」と決めつけ「センス」がカバーできると言い切るヒトも多い。
現実逃避であり怠慢だとしか思えない今日このごろ。。。
【パワープランズ・吉尾徹】