先日あるお客様と話していたら、『ホームページを検索エンジンに登録したいのだが、「Yahoo」と「Google」ではどちらが重要なのか』という質問を受けました。この質問ってけっこう受けることがあります。「ブランド力から言えばやはりYahooだろう」とか「Googleの方がたくさんの結果を出力するので人気があるはずだ」とか、周辺から得てきた情報や知識を「パワープランズではどう考えているのか」とぶつけているようです。
「Yahoo」と「Google」では、検索エンジンとしてのサイト取り扱いコンセプトがそもそも違うので、すべてにおいて同じテーブルには乗せにくいものの、とあるSEO対策専門会社による調査事実のひとつはこうです。
国内のインターネットユーザーにもっとも使われている検索エンジンは、Google(69%)、Yahoo(68%)、Goo(33%)、インフォシーク(23%)、というよう状況(複数回答・実際のWEBトラフィック分析による)。また、実際のユーザーが、もっとも的確な検索結果を出すエンジンとして挙げているのは、Google(61%)、Yahoo(38%)、Goo(15%)、という実態。
したがって、答えは「どちらも同レベルで重要」ということになります。
私の答えが、もし事実に基づくことなく、一方だけが重要だと答え、それを選択させたら、インターネットユーザーの約半分を獲得できないことになるわけですから責任重大です。仮に答えがうまく当たって「両方大事です」と言ったとしても、それは宝くじみたいな当たりですから、どのように「両方が大事」なのかは、言ってる方も聞いている方も不理解状態でしょ。ハズレよりはマシかもしれませんが、これも無責任な話です。
事実というデータはとっても大切なんです。