あるクライアント様のウェブサイト企画を考えていて、やっとデザインコンセプトや設計方針が見えてきたのですが、なにか足りません。
「あっ、近所の競合店を見てなかった」。こういう忘れ物は危ない危ない。やはり、現場の商売があってのウェブです。
休みの日を使って、競合店と考えられる店舗のサービスや商品を体験してみました。お客様の気持ちになることも大事ですが、居合わせたお客様の声にも聞き耳を立てます。あとは、戦力分析。下記のようなポイントで飲食店の実力を測っていくのが基本です(だと思う)。
▼主なチェックポイント
・クォリティマッチ(素材・品質・味・レベル等)
・顧客層マッチ(世代などのターゲット)
・ボリュームマッチ(量的満足度)
・価格マッチ(価格納得性)
・用途マッチ(日常性やテイクアウト等)
・クリンリネスマッチ(清潔感など)
・感覚的マッチ(好き嫌い・デザイン等)
・人材力マッチ(第一印象・接客力など)
・アイテムマッチ(バリエーションなど)
・損得比較マッチ(他店比較・割安感)
・付加価値マッチ(プレゼントや利用価値観)
・販促マッチ(持ち帰り媒体・会員管理等)
・独自性マッチ(差別化力・独自性・競争力)
・売場力マッチ(品揃え・ディスプレイ・POP等)
・立地力マッチ(立地・物件・周辺集客力等)
・その他(年商予測や客数・客単価予測など)
以上、私的なモノサシで恐縮なのですが、ご紹介しておきます。これらを掴まずしては、効果が上がり戦えるウェブサイトの在り方は決定できません。