日別アーカイブ: 2005年6月2日

自分と会社の「ダメさ加減」

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 ホームページ開設のお仕事の依頼いただいていたクライアント様から、私宛に、直接お叱りのメール。
 ウェブ担当者の対応についての苦情でした。「社長の下が付いて来れないタイプの会社なら、発注は考え直したいと思う」、という内容です。

 クライアント様だって、どんな気持ちでこのメールを送ったことでしょう。それを察すると申し訳ない気持ちでいっぱいです。作業経過の確認だけをしていた私のミスも過大です。お取り引き関係の過程においての「信頼関係」や「仕事精度」にまで気配りできないなら、なにが立派な仕事でしょう。

 あえて自分の無能さを棚に上げさせてもらって、朝一番、担当者の上司である責任者を、とにかく叱りました。各部門の管理職が、社長業に必要なその管理眼を補ってくれなかったら、組織運営は成立しません。このクレームは、真っ正面から受け止めてすぐに改善・対処することを決めました。

 仕事へのクレームは、経営姿勢や管理体制、商品・サービス品質への不満そのものなんです。経営者の能力以上の事業にはならないわけですから、苦情に現れた事象は、今の「会社の姿」そのものを映しています。
 …ホントにダメな自分と会社。不甲斐なさと怒りが込み上げてくる。とにかく、このあとの仕事でお返ししていくしかありません。