これは、3年くらい前まで乗っていた愛車。ご存じのホンダビート(ミッドシップエンジン・リアドライブ)。学生の頃、某週刊誌によって、海外で公道テストされている姿がスクープされたときから、このクルマへの関心は始まり、やがて実際に自分が乗るようになったクルマ。
…2人しか乗れなくて荷物は積めないし、雨漏りしてジーンズはビショビショになるし、室内空間は狭くて誰も助手席に乗りたがらないし、背中のエンジンがうるさくて音楽も聴けない。…何度もエンジンが壊れ維持費もかかった。
周りからは、「軽トラックの方がまだ使えて便利だね」、なんて酷評されましたが、当の本人はまったくお構いなし、でした。
ところが、やはり工業製品の宿命か、11万キロという走行距離に達するあたりからクルマが悲鳴を上げ始めてしまい、とうとう手放すことに。あまりに悲しかったので、「もうビートには乗らない」と思って今日まで過ごしてきました。
その間、新しいクルマも買いましたが、今でもなぜか心は空しい。やはり、クルマってただ移動ができる手段としてだけではなくて、乗っていて、所有していて、なにか心をワクワクとさせる魅力に満ちてないと。←持論!
…というわけで、最近、中古車検索サイトで、ホンダビートを探し始めた自分。また、あのときの楽しい苦労を繰り返そうとしています。でも、欲しいコンディションのビートが見つかるまでには相当かかるはず。…気長に探していこうっと。