会社の仕事というのは、私にとっては 「身の程を知る」 ことの連続だったりします。
いつも 「必ずイケる」 と思えるところまで詰めて、自信満々でスタートするのですが、成功だけを得ることは出来ず、必ず 「身の程を知る」 ような痛い目にも会い、これを避けることができません。 さらに勝ち負けが絡むような時は、眠れないくらい悔しい思い。
だんだん分かってきたんですが、これが 「チャレンジの掟(おきて)」 のようです。 ”がむしゃら” にやるのは、良いチャレンジではありません。 勝つための仮説をしっかりと立ててそれにチャレンジして、成功する部分と失敗する部分を繰り返し得て、次に活かしていく。 そこに初めてちゃんとした成長がついてきてくれるんだと思います。 「身の程を知る」 のは誰にとっても嫌だし痛いことですが、そこからの方がむしろ大切なんでしょうね。
「身の程を知る」 機会を避けて生きていくと、会社も個人も豊かに成長できなのかも。 このところ、高校野球で負けた方の球児たちが流す涙を見ていても、長い目で見ればあまり可哀想ではないな、なんて思って見てます(笑)。