機会があって、女子中学生のバレーボール大会を見学することに。 そこであるひとつのチームが気になりました。
試合が始まる前のアップ練習中も、とにかく悪い意味で明るい。 顧問の先生も終始こんな調子。 そして、あまり強そうではないのも分かりました。
まもなく試合が始まると、やはり心配していたとおりの展開。 第一セット25対3で惨敗し、残りのセットも取れず敗退。 私が一番気になっていた ”彼女たちの笑顔” は、試合が進むにつれて消えていきました(ちょっと安心した)。
「やっぱり、勝ちたいんだよなぁ…」。 私は、指導者の運営方針ミスだと思う。 彼女たちが普通に持っている小さな上昇意欲を見落としてはいけません。 勝つことだけがすべてではないけれど、同じ取り組み方なら、目標(勝つこと等)に立ち向かっていくプロセスをちゃんと経験させてあげるべき。
勝負なので負けてしまうのは仕方ないけど、少しでもいいから ”勝てたはずの負け” と思える収穫が含まれてないと、途中プロセス(努力や練習、勉強など)が報われないし、次に繋がっていかない。 …なんだか、このチームの監督をやってみたくなった (←バレーボール出来ないけど)。