社内外での会議などで、よく 「それは無理だよ」 となる場面があります。 この 「無理だよ」 って言葉が出てくると、前職時代からの習慣で過敏に反応してしまいます。
「無理くらいのものに取り組まないと新しいモノはできない」 ということです。 裏を返せば 「無理だよ」 となった議論には、その先に大きなチャンスが隠れています。
会社に入ったばかりのころは、目の前の仕事が難しすぎて 「無理です」 って言葉をよく使いました。 しかしこの会社には、だれも「無理だ」と言わないような気質があって、「やってみないと分からない」 ってハッパをかけられます。 しかも先輩は言います。 「あまり無理しなくていいからね」 って。 ここで一句。
無理なこと 無理をするなと 無理を言う
うまいこと言うでしょ。 実は当時、損保会社のサラリーマン川柳 で入賞した誰かのユーモア溢れる一句です。 私のかつての先輩達を実に的確あらわしている句なので、いまでも好きで覚えています。 まぁ、こうやって暖かい先輩連中に ”気持ち” を鍛えてきてもらったんだなぁ、と思います。