先週、事業統括室に所属する社員たちが、東京のパートナー企業さんのところに出向いて、供給中のOEM製品に関する仕事をしてきました。
内容については、いろいろと反省点も多かったようですが、こういう自己評価・分析が持てること自体、頼もしい話し。 会社を代表してもらい、彼らにこの仕事を任せた甲斐がありました。
それにしても、国内ITマーケットの中心にあって、しかも急成長中の優良企業さんと、このような仕事を共にする経験をさせてもらったことは、とても良かったです。 他社を見て自社を見つめなおす。 「そこにある違いは?」 とか 「業界における自分のレベルは?」 とか。 色んなことを自由に感じ取って帰ってくれば、いい。 それを自分のために活かせば、これこそ正しい経験の積み方です。
私の場合も、会社内の仕事を通じて育ててもらってきたのは確かですが、その経験に加えて、名だたる企業の担当者たちと共にしてきた ”外での仕事” で、自社や自分の通用度を試してきた経験が、とても大きかった。 自己レベルを痛感したり、ライバル会社に負けたり、大失敗で反省をしたり、褒められて嬉しかったり…。 その経験の繰り返しが、いまの自分の基礎を作り、支えています。
仕事は ”テクニック” ではないし、”砂上の楼閣” ではダメ。 いい基礎を築いていくためには、自分をどんどん外に出していくべきですね。