社員から頼まれて、あるクライアント様のサイト構築プランをチェックするために、人気のあるいくつかの類似形態サイトを使って、様々な用途から利用体験を行いました。
欲しい情報に辿り着くまでの間、”どれだけラクに探せたか” とか ”ストレスになった遷移や要因はあったか” など。 次に、頻繁に利用しているいくつかのお気に入りサイトを使って、”どうして自分はこのサイトを利用するのか” をセルフチェックしながら、情報の整理のされ方や活かし方、動作しているシステムの設計概念や快適感などを見てみます。
ここまでやると、調査したサイトの ”良い所取り” したレベルの企画イメージは見えてきて、手元のメモは書き込みでいっぱいに。 しかし問題は、ここから。 開発目的に沿って、”いかに独自アイデアや新技術を入れていけるか”。 他と似たり寄ったりでは、面白くないでしょ。 それらハイエンドな提供機能群が、使う側からの評価を得て、主流になっていくようなウェブサイトに出来れば大成功です。
それにしても、私に 「チェックしてみて欲しい」 と言って頼んできた社員は、大したものです。 こういうモニタリング業務は、それぞれの専門分野にいるエキスパート連中だけでやらない方がいい。 というわけで、いちばん ”専門” から遠い私に 頼んだのでしょう(笑)。 … たしかに、正しい。