誰だって、ミスを犯してしまうことはあります。 また、そのミスが小さいとカンタンに通り過ごしていくことも多いですね。 これらのミス、軽視しない問題意識こそが大事だと思うんです。
ミスの収拾対応には、多かれ少なかれ”時間”や”労力”といった余計なコストを発生させます。 さらに、もともとの予定や他部門にも影響を及ぼしますので、その対応コストは想像以上に膨らみます。 クライアント様等にまで迷惑が及ぶなら、もはやコスト以上の大問題。 また、担当者が積み上げてきたせっかくの”信頼”が崩れてしまう損失も、ダメージ大です。
このように、ミスは発生単体で考える以上に、多くの関連した損害要素を孕んでいます。 まれに、発生したミスへの対応が、功を奏して 「思わぬ成果になった」 みたいな話しもありますが、基本は ”ミスそのものを起こさないこと” ですから、誉められた話しではありません。
ミスは、管理ルールや仕組みなどで未然に防げるものが、ほとんど。 そこに立ち戻って対応策や歯止めを講じておくことで、再発の可能性を限りなく低くできるものです。 ところが、”ミスを軽視している人” からは、この発想が生まれません。 ミスが ”少ない人” と ”多い人” との違いって、ココだと思います。