自分たちの考えてきた組織構築概念が、社員たちの成長実態に合わなくなってきているのではないか、ということを、取締役連中と話し合っています。
たとえば、勤続を重ねるごとに必要なマネジメント能力をつけてもらい、リーダーや管理職になってもらいたい、というようなワンパターンの仕組みだけでは、評価やOJT推進においても、いろいろと欠陥が多いことが、実際に分かってきました。
デザイン開発やシステムプログラミングなど、高い専門的技術をもって仕事を創り出していく人にまで、勤続が長くなってきたから というだけで、当たり前のように マネジメント能力を求めていくやり方では、可能性を持ったせっかくの才能を窄める恐れがある。 自分の得意な専門分野で、更なるプロフェッショナル領域を目指していく人も、マネジメント能力(管理職)を身につけた人と 全く同等に評価され、先々のステップが用意されていく。
そんな うちらしい ”組織ベース” と ”人事システム” を持っておかないといけない。 ”社員たちの成長” に、これを教えてもらったように思います。 いま、この思考をまとめていますが、けっこうたいへん…(笑)。