管理者やリーダーは、その仕事上を付き合っていく部下や後輩たちから見て、怖い存在であっていいと思うのですが、恐ろしい存在はダメです。
似たような表現なので、分かりにくいのですが、”恐ろしい存在” は、それこそ手のつけようがない ”お化け” みたいなものですから、理屈も言い訳も通用しません。 もう逃げた方がいいでしょ。 一方、”怖い存在” は、甘い考えや仕事のミスがあったときに、叱られたり注意されるという性質です。 言う側の理由がはっきりしているし、言われる側も意味が理解でき反省のチャンスも得られます。 愛情も通います。
リーダーは、相手にとって ”怖さ” に映っているか ”恐ろしさ” に映っているか、自分の言動のひとつ一つに細心の注意をはらっておくことが大事。 追い込み 萎縮させる結果になれば、それはOJTでも何でもありません。
ちなみに、ここで言っている ”怖い” と ”恐ろしい” ですが、国語の意味的に正しい訳け方なのかどうかは、知らないです(笑)。