さいきんのお気に入りミュージックは、「ザ・ブルーハーツ」 です。 詩に言葉は多くないのですが、シンプルさの中にもメッセージ力はしっかりとあります。 楽曲もいいから伝わりやすいのかも。
さてさて、この ”好き感” は、紙媒体やウェブのデザインに例えて言うとなんだろう。 ”絶妙に抜かれたデザイン” って感じかな。 これ以上やると五月蠅いし、これ以上抜くと物足りない。 本当に伝えたいものが分かっていて、それをしっかりと強調しながらも鼻につかずに、ちゃんと情報を渡していく、感じ。
会社に入ってくる若いデザイナーたちも最初のうちは、与えられた仕事の中で、なんでもかんでもやりたがります。 結果的に全面厚化粧のケバケバ・デザインになり、何を伝えたい媒体なのか、よく分からなくなります。 直そうとしても、どんどん深みにはまっていく(笑)。
ま、そのうち、与件・先見の見極められた ”絶妙に抜いたデザイン” が開発できるようになるでしょう。 それを求めていく苦労の積み重ねが、実力やセンスの土台になっていくもの。 一流を目指す気持ちさえホンモノならば、いまは無駄な努力なんてないので、がんばってもらいたいですね。