このまえ、同僚が通勤で乗ってきた 「ホンダAPE100」 を借りて、ちょっとだけ走ってみました。 かつて自分も乗っていたバイクでしたので、とても懐かしい感覚。 「やっぱりいいバイクだぁ」。
ところで、自分が乗っていた 「APE」 とは、ずいぶんパワーフィーリングが違っていて、びっくりしました。 オーナーの乗り方によって、エンジンの性格付けもけっこう違ってきます。 「たまにはエンジンをブン回した方がいいぞ」 って言ったら、「そんな乗り方しなくても走れる」 だって。 …確かに(^^;。
そういえば、”仕事の頭” と似てます。 能力的に無理のない仕事を繰り返していくだけでは、実力なんて付きません。 高回転域を使って限界を試したり、速さと精度を求めて未知の使い方をしていかないと、幅のあるいいエンジンに成らない(笑)。 クルマやバイクの技術がレースの現場で鍛えられていくのと同じ。 だから、”仕事上の無理” って、歓迎した方がいいかも。
「その局面をどういう知恵とアイデアで乗り切っていくか」。 その積み重ねが、仕事能力の基礎をつくり、柔軟な応用力・判断力を築いていきます。 ただし、”時限に拘らない仕事” からは、得られないです。