ただのひとりごと」カテゴリーアーカイブ

「日立キドカラー」と飛行船

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 「最近ブログのネタに苦しむ」なんてぼやいていた私のために、取引先のK.M社長が、出張先でネタを仕入れて提供してくれました。感謝感謝です。

 送られてきた添付画像は、なんとテレビです。出張先で泊まった旅館(山形県上山市・上山温泉街の足湯の脇にある旅館)の部屋でいまでも活躍しているらしい。「日立キドカラー」だって。クラシックなのはわかるんだけど、まったく商品&時代知識がない自分。こうなったらお得意のネットサーフィンです。

 いろいろ情報を探っていくとこんな記事が。1968年、日立製作所は、この「キドカラー」というカラーテレビの発売を機に、戦後日本で初めての民間飛行船を使った宣伝を大々的に敢行。「日立キドカラー号」は、半年かけて日本を縦断したそうです。当時にしたら、画期的なプロモーションだったことでしょう。
 飛行船の胴体に企業ロゴと商品名を書き込んだだけだったらしいのですが宣伝効果は抜群だったそうです。「キドカラー号を見るために、みんなで空を見上げて待っていた」 なんていうコメントが、ネットでも多く見られました。

 …なんとなく、目を閉じるといい光景が浮かんできませんか。子供から大人まで、大空に夢を馳せて、ゆったりと飛んでいく飛行船を眺めて過ごす時間はどんなだったんでしょう。 実際に見ていた方がいたら、コメントくださいね。

布石(ふせき)を打つ

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 何年ぶりでしょうか。将棋をしました。「将棋で勝つための思考というのは、こんなにも奥が深かったんだなぁ」。

 そういえば、囲碁の世界では、「布石(ふせき)を打つ」という言葉があります。ご存じのとおり、自分の思い通りに勝つために、序盤に全局的な構想に立って石を置くこと、を言います。
 経営戦略にも通じる話です。目先の利益よりも優先した判断で、将来のための布石を置くような仕事をしなくてはいけない時があります。いまの実績や業容というのは、こういう判断の繰り返しの成果ということもありそうです。

 そんなことを考えてからベッドに入ったのですが、「まてよ、将棋も、経営戦略とすごく似ているわけでもないなぁ」。考え始めたら眠れなくなってきました。
 で、よくよく考えたのですが、将棋って、経営活動で言うところの「社会環境の変化」という外的要因が、勝敗に影響を与えることがないんです。つねに相手の戦略と向き合うだけの純粋な頭脳&メンタル勝負でしょ。

 だから、将棋のルールに、「市場が低迷するとマス目が減る場合がある」とか、「なんの前触れもなくコマが辞めてしまう場合がある」、なんていうのがあれば、経営に似てきてゲーム性が増し、もっと面白くなるかも。
 …いや、それじゃ将棋じゃないじゃん。くだらないこと考えず寝れば良かった。

会社の社是を知ってる?

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 これから「社是」を創ろうと考えているベンチャー企業経営者の方は、国内企業の社是をいろいろと見てみるといいかもしれません。
アマゾンなどで「社是」を検索すると、いっぱい本が出てきます。本屋さんにも品揃えは多いので、ぜひ見てみて下さい。

 創業間もないベンチャー企業家の方の中にも、設立時から「社是」を持つところもあって、こういう方とお会いすると、とにかく考え方が立派なので関心してしまいます。
 感覚的な発言ですが、社是を持った会社の経営者たちは、経営や運営の方針という太い幹をもって、さらに事業の未来図をしっかり描いている方が多いと思います。やはりこのような「核」になる経営理念を持った会社が考える事業は「夢」も大きいように感じます。

 うれしいことに、パワープランズで働くみんなも自分の会社がどんな会社なのかを語れるようになってきました。そろそろ社是や運営方針を持ってもいい時期かも知れません。

 みなさんは自社の社是をご存じですか? あるいは、まだ持っていない企業だとしたら、どんな社是が出てくるでしょうか?

よく遊びよく仕事もする

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 仙台市内での桜はろくに見るヒマもなかったので、ちょっとだけ北上して南川ダムの湖畔公園に行ってみました。

 写真のように、なんとかお花見も間に合ったみたい。晴れた青い湖面をバックにした桜がキレイでしょ。

 そうそう、毎年のことなんですが、ゴールデンウィークだというのに、山のような資料を持ち帰ってる自分です。仕事は趣味なんだね、ここまでくると。

 遊ぶだけの連休に憧れる気持ちもあるものの、仕事を側に置いていないと落ち着かない自分もあって、なんだかややこしいのですが、これが自分なんだね。
 今年のゴールデンウィークも、「よく遊び」+「仕事も楽しもう」、と思います。

なんでミスタードーナッツ?

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 同僚や部下、グループ会社の仲間とクリエイティブな案件の打ち合わせをするときなどは、けっこう意識的に場所を変えたりします。

 今日は近所のミスタードーナッツで打ち合わせ。適度な混雑加減がいい。誰もいない静かなところよりも、雑音が適当な空気の仕切りをつくる感じがして、不思議だけど集中力が増します。(みなさんも自分だけの集中モードってあるでしょ?)

 「じゃあ、吉尾さんは会社では集中できないんですか?」って、社員の指摘を受けかねない発言ですが、実際そうなのかもね。会社の中はとにかく色々ある。
 会社にかかってきた電話に出た社員の対応や、来社しているお客様の様子、社員同士の打ち合わせの方向性、パソコンに向かってデザイン業務を進めている社員の手と頭の速度、制作工程表を見ては進捗を確かめる、昨日叱った社員の元気は大丈夫だろうか、などなど。
 これは気にするなと言われても無理ですね。すべてが経営事象なわけですから、自然と観察して、考えて、次の手を想定していきます。私にとっての会社の中とは、こういうところになっていると思います。

 一方、私の打ち合わせ時間というのは、「未来予想図」を話し合う場面が多い。大きくて自由なイメージングを、自分からも仲間からも引き出したいので、とにかくそのことだけに集中したい。…で、今日もミスドに逃げてきたわけさ。

夜食は「ほっかほっか亭」

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 ウェブサイト制作やDTPデザイン、WEBサイトプレゼンなど、明日完了の仕事が集中してしまい、みんな遅くまでの仕事になってしまいました。ほんとうにご苦労様です。

 「腹が減っては戦はできぬ」という言葉もあるので、「みんなで何か腹ごしらえしよう!」ということに。パワープランズの夜食を応援してくれる定番は、近所の「ほっかほっか亭」です。←すごく可愛いホームページ

 「いま、おろしフェアやってますよ」と社員の情報もあり、私は「おろしチキン竜田弁当」をオーダー(しかも大盛り)。親元を離れ県外から一人暮らしで勤務している若い連中も多いことだし、コンビニ弁当やカップラーメンの夜食じゃ、なんとなくねぇ。ホントは社内で作って食べたりできると楽しそう(要:社内厨房)。
 会社での夜食ではありますが、家庭的であたたかな食事を提供してくれる「ほっかほっか亭」さんには、いつも感謝です。

 それにしても人間って、1日の3分の1、ヘタすると1日の半分近くを仕事に関わって過ごすわけでしょ。同じ時間を職場で過ごすなら、その仕事が好きで、やり甲斐が高くて楽しく、居心地が良い方がいいに決まってます。
 外に出ると、自分の働いている会社や上司の悪口、仕事の文句を言いながら働いているヒトをよく見かけます。そんなに誰かに働かされているなら、辞めればいいのに。自分の力で状況を変えるくらいの気持ちを持たないとね。

…あれ、夜食の話と関係ない話題になってしまった。。。

脳の冷却と糖分補給

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 この春入社したDTPデザイナーのM.Tさん。昼食後にアイスクリームを食べるのが日課。
 「なんでアイスなの?」と周りのみんなが聞くと、「午前中の仕事で使った脳をクールダウン&低下した糖分の補給…」が目的なんだって。こんな事を言ってアイスを食べる人には初めて会った。-「いや待てよ、意外と効果あるのかも」という興味もだんだんと。

 さらに、変なところで負けず嫌い根性が働いてきて、「俺の脳こそクールダウンも糖分補給も必要ななずだろう…」と思い立ち、お昼ご飯のあとに、近所のファミリーマートでアイスクリームを買ってきた。
 アイスを食べながら、「脳のクールダウンと糖分補給」に触れるような情報はないものかと、グリコのホームページを探索。すると「栄養成分ナビゲーター」というコーナーが見つかり、いま自分が食べている「パナップ・いちご味」の栄養成分が瞬時に提供されました。
 このサイトは、グリコ製品だけではなく一般食品のカロリーや栄養価結果を出してくれるので、料理の参考にもなる優れたサイト。またまた為になるおもしろいサイトを発見しました。いつも思うけど、WWWは情報の宝庫です。

 だけど肝心の「アイスクリームで脳のクールダウンと糖分補給」という記述はどこにもない。そんなことよりも、午後からは胃がもたれて仕事にも支障が…。
 やっぱり、彼女はただのアイスクリーム好きなんだと思います。…試さなくても分かりそうなことをいつも試してみて失敗しているこの性格。直さなきゃ。