社長のしごと目」カテゴリーアーカイブ

千里の道を行く一歩目

はじめの一歩

 1000という数字も、1(イチ)から始まります。ゼロに止まってイチから先のことをああだこうだ言っているだけなら誰にでもできること。

 ゼロとイチって、ぜんぜん違うと思います。

 その意味で、どんなことでもそこを目指す『はじめの一歩』は大事。また、第一ボタンと同じ。ここを掛け間違えると最後のボタン(結果)も合わなくなる。

 というわけでイチは他の数字よりも大事なので、私は『S1(エスイチ)』にうるさい(笑)。マックを食べながらそんなことを考えていた昨日の昼タイム。

余震が続く仙台オフィスで

お役に立とう

 このまえIT開発センターの技術者たちが、「こういうときに役立ててもらえる情報技術がうちにはある」と、進言してくれました。

 その提供方法や運用予算、全社的なサポート体制について、余震がまだ続く仙台オフィスの中で話しあっているところです。

 とにかく困っている人と地域を助けなきゃ。ここ仙台にも拠点を置いている企業として、関係各所の皆さまと手を組んで出来ることを確実にやっていきます。

肥やしにできれば勝ち

限界って

 起業前に働いていた会社では、『限界はそれをもうダメだと決めたとき』という教えがありました。

 もうダメだと思うことが多い私も、いつもこの言葉を思い出して、それを”決めない”判断を選んできたおかげで、結構しぶとい仕事ができているように思います。自分が諦めずに理想を追求している限りは、それは”チャレンジ中”ということ(もちろん時限ありき)。

 途中の失敗も『肥やしにできれば勝ち』だって。

これまでと違う4月1日

新年度スタート

 4月1日です。インクレイブは第15期という新しい事業年度がスタートしました。

 お客様と協力会社様のなかにも被災された方々は多く、その皆さんとの共生共栄を目指してきた私たちにとって、これまでとはまったく違った意味を持つ4月1日となっています。

 お客様と協力会社様とごいっしょに、自社の存立意義と市場責任に照らし、自分たちがやるべき事をとことんやっていくのみ、です。

 クルマでの移動時間すらムダにするものか!(←と思ったときの写真)

自分の為に働いている?

自分の為に

 その仕事を通じてお客様や社会に喜んでもらおう。協力会社さんと共に発展しよう。自分たちの豊かさにも繋げよう。だから、いい仕事にこだわる。

 『そう考えている自分』を大切に考えた仕事をすることが、『自分のために働く』という意味のひとつだと思う。同時に、支えてくれる家族や仲間、与えてもらった環境&機会を大事にすることになります。

 これを、”煩わしさや重荷”と捉えるのか、”与件・要件”と捉えてチャレンジするのか。まぁ、人それぞれでいいんだろうけど、仕事観や技術の良質な基礎をつくる若いときこそ『自分のために』をちゃんと捉えて、たくさんの仕事経験を重ねていった方がいいと思います。

 前職時代、私は何かにつけて『自分の為を勘違いするな』と先輩に叱られ続けてきた人間なので、よーく分かるわけ。経験者は語るってヤツです(笑)。

みんな明るくて元気です

明るく元気

 今週からの本来体制(仙台オフィスの電話のみ復旧はまだ先)による仕事準備のために、今日は朝7時に出社。会社周辺のコンビニや飲食店が閉まったままなので、各自がお弁当などを持って集まっています。私のランチメニューは、おにぎり+たまごスープ。

 震災後の影響によるこの先の挑戦や苦労は大きいはずでも、みんなとても明るくて元気です。

 またこのような中、お見舞いに来社いただいた協力会社さまや取引銀行さま、本当にありがとうございました。

 インクレイブも従業員たちも、大丈夫です!

商売の心意気と迫力に

心意気!

 会社の帰りに営業中のラーメン屋さんを発見。少し並んで入店してみました。久しぶりの外食です。

 お店の機能が完全復旧には至っていないらしく、提供できるメニューが3品限定でした。ラーメン500円、餃子が300円、ライスは100円でおかわり自由。価格を疑うくらい野菜たっぷりの美味しいラーメン。地域とお客様への「応援メニューだな」と分かります。こちらも大切に残さずいただきました。

 十分ではない与件下にあっても知恵を絞って諦めずにやる。市場とお客様への高い責任意識。そして商売の心意気と迫力。いま被災地でがんばっている自衛隊や医師、行政・ボランティアの皆さんだって、事情や心意気はいっしょだと思う。

 心から頭が下がる思いです。我々も負けずに!