社長のしごと目」カテゴリーアーカイブ

今日は「政策説明会」でした

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 土曜日の今日、午前9時から全社員向けに 「2007政策説明会」 を行いました。 はじめに私から、社員のみんなにごあいさつ。 「当社は 12月時点ですでに前期年商を超えていて、前年比も 165%以上 …(気難しい話しなので中略)… 本当にありがとう!」 みたいな話し。

 そのあとは事業統括役員から、各種政策の詳細を説明。 先日、届いたばかりの DELL「PCプロジェクター」 を使ったこともあり、内容もよく伝わりました。
 事業を伸ばしていくためには、様々なレベルや分野で、それぞれに重要となる主要政策が必要です。 しかも それらが緻密に連携・相乗性のとれた実効力を持っていることも大事。 製品だけが立派でもダメ。 みんなが豊かになれない成長もダメ。 売上だけ上がっても会社が貧弱ではダメ。 そのくらい難しい。

 だからこそ、こういうミーティングは大事です。 私や役員連中が考えていることや会社の状況など、社員たちと共有して進んでいくことが欠かせません。

 こういう高い目標やチャレンジングな話しでも、目をキラキラさせることが出来る社員たちをみていると、「みんなとなら出来るな」 と、あらためて確信できました。 自分の方が自信や勇気を貰っているんでしょうね(^^♪。

会社づくりのこだわり

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 今日は、とある都市銀行さんからの申し入れがあり、この銀行担当者さんと初めての面談&事業懇談でした。

 もちろん、取引銀行さんを無意味に多く持つことは私の考えにはありません。 そういった節操のないお付き合いは、失礼になるでしょ。 先方からの要望も十分にお聞きし、私からも いろいろな提案をさせていただき、相互の理解を かなり深めることが出来たと思います。

 取引関係って、こういうお付き合いの主旨や大儀のところで見て、正しく相手を選ぶことが、その後の相互発展や関係性構築のためにもとても大事だと思っています。 相手を部分的・一時的に利用したりして、自分たちだけ良い思いをすることを目指すのは、ビジネスそのものをつまらなくするし、器が小さすぎます。

 生意気に思われるかも知れませんが、当社は、こういう取引スタンスやポリシーについては、はじめの頃から拘ってきました。 「大きくなれるなら、何でもいい」 なんていう会社づくりはイヤ。 社員たちも、誇りを持った仕事が出来なくなります。 地域社会にしっかりと根付いていって、小さくても素晴らしい会社にしていくことが第一。 …その方が、結果的にも大きくなれるだろうし(^^♪。

最終目標か通過点目標か

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 今日は顧問監査会社による月次監査でした。 まだまだ理想に届かせるまでの課題は多いのですが、みんなの仕事がしっかりと結果を出していて、高い成長率を維持しています。

 さて、いまの売上高というのは、この値だけを到達目標にしていると、実は達成ができません。 ちょっと、屁理屈みたいな話しなのですが、企業は永続事業ですから、もっと先の将来的な目標や事業のカタチを見据えた上での、通過点として見ておくべき。 そうしないと途中の経営政策を間違えますので、質がともなった理想的な目標達成が出来ないわけです。

 また、このような中長期的なベクトル・到達イメージを、しっかりと社内で共有しておくことが欠かせません。 「野球をしよう」 ということだけでは、意気投合の為の情報が足りないのと同じで、”キャッチボール遊び” なのか ”全国大会で優勝を目指す” のか、ちゃんと意思合わせをしておく。 途中のスレ違いも防げるし、苦労も乗り越えられるし、いいチームに成っていくことも出来ます。

 もちろん単純ではない話しですが、実現できたら素晴らしいこと。 今週は、社内で 「2007政策説明会」 を予定しています。 「全国大会をどう戦っていくか」 というミーティングです(^^♪。

創業者がいちばん危ない

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 会社運営に必要な ”心” を強く保っていくには、努力が必要です。 気を付けていないと自分に甘くなっていきます。

 どこの会社でも、部下を持つ立場の人に、これらの ”自制力量” がないと大変です。 自分の甘さを隠すように 「権限」 や 「才」 だけで走りがちになり、部下たちを媚びさせる等、職場の雰囲気を悪くしていきます。 このような誤った ”管理手法” を身に付けて、気が付かないまま走る本人も気の毒ですが、部下たちはもっと気の毒です。

 会社というのは、「才・徳」バランスの取れた能力を育て、その総合的な ”仕事力・人間力” を見極めて、正しい組織を作らないと失敗します。 もちろん当社の場合だって例外ではありません。 失敗しそうになれば、それを避けるための舵取りが必要なときもあるでしょう。

 でも、いちばん危ないのは、”創業者” なんです。 たまたま会社を初めに創り、社長とか取締役とか言っているだけで、経営を司っていく資質、適正や能力が、本当にあるかどうかは、間違いなく差っ引かれています(笑)。 会社は誰でも起こせますしね。 だから創業者は、人一倍がんばらないとダメ。 社内にも、社外に対しても、誤魔化しは利かない仕事だと思っています。

じっくりしっかりが大事です

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 早めに会社に出社して、始業時間までの流れをみていくと、いろいろ感じます(^^;。

 会社に着いた人から思い思いの掃除道具を手にとって、掃除を始めるのですが、あとから出社してきた人との ”ダブり作業” が よく発生。 さらに、掃除が終わったあとに出社してくる人もいて、掃除が行われていたことも知らないまま、朝礼から仕事へと流れていきます…。 だいたい こんな感じの朝。 そう言っている私自身も、この流れの中にいる一人なんですけどね(笑)。

 従来の仕組みや流れを変化させようと動く社員もいます。 突然 この前から、朝礼の進め方が少し変わりました。 以前よりも、組織的・有機的な流れになって、各自の業務スケジュールや推進状況の把握が格段に行いやすくなりました。 小さな事でも問題意識を持って改善してみると、主旨や実行意義まで高める相乗効果を生みます。 こういう ”芽” が ますます伸びて、いろいろな場面で発揮されていくと、いい会社・いいチームになっていくでしょうねぇ。

 一方で、こういう流れが、”止まったり、外れたり” する要素というのも、会社には いろいろと起こります(T_T。 「3歩進んで 2歩下がる」 みたいな話し。 焦らない焦らない…。 こういうことは、じっくりしっかり、です。

わたしの耳栓の意味は

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 社内の ”音” に敏感なところがあります。 「クライアント様からの電話に社員が出て、話しをしている様子」 とか 「社員たち同士がクライアント様の作業行程について話している様子」 とか。 とにかく、自然と耳を働かせてしまっています。

 だからといって何を言うわけでもないし、仕事そのものは みんなに任せているので心配はありません。 やはり、会社としての対応精度を見ておきたいし、社員たちの努力や様子を見逃したくない、ということかな。 ただ、あまり気にし過ぎると疲れますね(笑)。 自分の仕事に集中できなくなってしまう場合まである。

 そんなときは、私は音楽(iTunes+ヘッドフォン)で、耳を塞いでしまう強制遮断作戦に。 この間に、思考を集中させたいような仕事を片づけていきます。 もともと、どんな五月蠅い環境でも 集中できるタイプなのですが、なぜか ”社内” は、ダメ(T_T。 社内は、内外の情報を結びつけるコントロールタワーだし、優れた製品・サービスを生みだす現場。 日々刻々と情報や状況は動きます。

 これらを気にするべき担当役員や管理リーダーだって居るわけだから、私の出る幕ではないんですけどね。 会社が小さかった頃の習慣から来る一種の ”癖” になっているのかも知れません。

カンタンには負けません

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 今日は、あるクライアント様とウェブサイト構築に関する打ち合わせをしました。 私一人で行くことになり、ちょっと緊張。 「頑張らないと!」。 先方の担当者さんや役員の方とも、激しくも楽しい打ち合わせが進みます。

 ついに、「当社がYESマンになってしまえば、真に御社ウェブ事業展開のお役には立てません」 みたいな話しにも(笑)。 いくらクライアント様が ”お金を払う側(お客様)” だからといっても、専門会社の見解として、譲れないことは 譲れないわけです。
 やはり、クライアント様の ”経営(事業)” の立場で考え抜いて、的確なプランを提案することが第一。 無難に手を抜けば、競争力や可能性を ”操作” することになる。 たとえ初めは受け入れてもらえないにしても、問題要因のクリア策を含めて、”ベスト・プラン” を持っていくのが、礼儀だと思っています。

 この役員さんとの話しは、いつもこんなふうに ”本音&本気のぶつけ合い” になるのですが、実に楽しい時間。 こちらも本気ですから カンタンには負けません。 この提案が、採用されますように(祈)。

 打ち合わせを済ませて会社に戻り、熱いミルクティーを入れて飲むと、ようやく体も温まり落ち着きました。 晴れてたけど、空気の冷たい1日でしたね。