社長のしごと目」カテゴリーアーカイブ

こんなことは百戦錬磨

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 今日は1日中、いろんなところを移動しながら仕事をしていました。 お昼に時間は名取市にいたので、お気に入りの 「おこのみラーメン」 で、五目焼きそばでランチ。 久しぶりに食べたけど、美味しかったなぁ。

 午後からは、銀行やクライアント様のところに行って打ち合わせ。 それが終わってから ある投資機関の方と、新規性の高いIT事業プランについて打ち合わせをしたのですが、これが大変でした。 だいたい ネットビジネスそのものにを分かろうとしない人が評論してくれるので、話しは ややメチャメチャ気味(T_T)。

 まぁ、こういう人たちに カンタンに評価されるようでは、逆に ”戦略プラン” が甘いとも言えるので、その参考にはなります(笑)。 こんなことは こちらも百戦錬磨。 慣れているので、へっちゃらです(^^♪。

 でも、こういう人たちからの意見の中にも、核心をついた心理はあるもの。 その点はとても参考になるので、さっそくプランの中に反映しておきました。 自己の主張や考えとの相違が生じると、誰でもつい熱くなり勝ち負け論議になりがちですが、その声を受け入れて柔軟に融合させていく ”能力” や ”テクニック” を持っておけば、トクすることの方が多いですね。

意(おもい)が試されています

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 部下が上司のところに期限ギリギリで資料を持ってきて、「一応、出来たので見て下さい」 と言って、受け取った方の上司も 「はいよ」。 こんな光景は、どこの会社でもありそうです。
 起業前の私も、この部下の立場を長いこと経験してきたわけですが、私の場合は、先輩たちが素直には資料を受け取ってくれず、よく戻され、よく叱られました(T_T)。

 あるとき、「一応、出来たので見て下さい」 と言った私に、「”一応” のレベルでは困るし、”見て下さい” とは、いったい何を見ればいい?」 とのカミナリが。 ところが、私本人もすぐに 「ハッ」 と気が付きます。 要は、任された仕事を 粗末に考えている ”気持ち” や ”姿勢” が、すっかり見抜かれているワケ。

 私も、こんな ”押し問答” のような理屈を言われながら、仕事の仕方・考え方を、先輩や上司から教わってきたんだと思います。

 部下が期限にも余裕をもって、「コレでいきたいので許可が欲しい」 なんて言って、資料を持ってくるようになれば、大したもの。 もちろん 「内容がともなって」 のことですけどね(笑)。 やはり仕事ですから、どんな資料でも ”意(おもい)” や ”精度”、”スピード” が試されるのは当然なのです。

決算着地点を見据えながら

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 最近は、来年3月の期末決算の着地点を見据えながらの仕事に入ってきています。 顧問会計事務所とその課題について話し合ったり、金融機関との懇談なんかも決算見通しの話題が中心になってきました。

 周りの方が関心が高くて困ることもありますが、まぁ、インクレイブ以上でもなければ、インクレイブ以下でもなく、等身大の正しい会社の経営実態が集計され、明らかになるだけですから、むしろ楽しみな仕事のひとつです。

 決算数字はご存じのとおり、損益計算書(PL)&貸借対照表(BS)によって集約されカタチになるのですが、これを前期からの流れ、来期への流れというストーリーも含めて、ちゃんと筋書きの通ったものになっていたか、の評価・反省が何よりも大事だと思っています。 目標や目的無き事業では、なんの意義もありませんから、「何を目指して、何をやってきて、どういう結果であり、どの過程なのか」を数字から しっかりと掴み取っておくわけです。

 四半期単位で見る年商ペースでは、前年対比で 165%という伸長数値も出ていて、ひとり一人の仕事が順調に結果を残しています。 みんな、良かったね。 まぁ、”数字” だけが経営課題ではありませんから、他にもいろいろと大変なんですけどね(笑)。 じっくりしっかり意(想い)をもって進むだけです(♪)。

次のステップに向けて

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 業務担当役員は、次ステップを見越した就業規則や給与規定、退職金制度などの仕組みづくりが大詰めです。
 先日、そのプラン全体の説明を受けましたが、なかなか良くできていて、感心してしまったり、逆に勉強させられたり。 順番に施行していく計画です。

 社員と会社、それぞれの義務と権利の明確化、個性や能力の尊重、みんなの職場や仕事推進上の安全確保、これらが相まって、将来にわたる夢&やり甲斐が しっかりとこの会社で描けるように…。

 会社の規則や制度って、個人を縛り込んでしまうようなイメージもあるのですが、実は、主役である社員たちの”今と将来”のことが第一に考えられているものです。 ただ、管理者側が運用を間違ったり、使いこなしていく能力が無いと、職制権力を振りかざす道具になってしまって本末転倒となることも。

 明文化されたそのひとつ一つの規定・制度に、会社はどんな ”想い” を込めたのか、読み取ってもらえると有り難いです。 また、施行後も時間と知恵をかけて、みんなでますますイイものにしていって欲しいですね。

自分に照らして思うこと

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 「この会社で!」 と強い希望を持ち、採用情報にエントリーしてくれる方が、前に比べればずいぶんと多くなってきました。
 会社にとっては、これほど嬉しいことはありません。

 当社の採用情報がオープンになるまで、ひたすら待っていてくれた人がいたり、新卒者の中には 「インクレイブしか受けない」 といった勝負師(?)みたいな人もいて、実に頼もしく思います。

 実は、こういう若い人たちのことを心から 「すごいなぁ」 と思っている私。 自分にとっての ”就職” を振り返ってみると、いわゆるブランド志向が強くて、結果的にも大手企業グループに就職をしました(まぁ、辞めちゃいましたけど)。 当時の私だったら、わざわざインクレイブみたいな小さなベンチャーを見つけて、そこに飛び込む意志や勇気が持てただろうか…、って本当に思うんです。

 そういう意味で、うちの連中なんか、「きっとすごい人間になっていくぞ」 と思います。 初めの時点から、”看板(ブランド)力で仕事なんか出来ない会社” を選んでいるワケでしょ(笑)。 ここで会社や自分自身の未来をカタチづくる仕事が出来たら、これは ”すごい” です。 大手では経験できないような目標や夢を大きく持って、楽しくチャレンジングな仕事生活を送っていってくれると良いですね。

ガストで役員ミーティング

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 検討を急ぎたい経営案件もいろいろとあったので、急遽、役員ミーティングを行うことに。
 そして「たまには気分を変えて外でやろうか?」という提案もあったので、近所のガストでランチを食べながら行いました。

 テーマはそれこそ様々です。 社員たちの勤務環境や仕事状況のこと、設備投資や次期開発プランのこと、本社や関連会社に関する事業展開のこと、などなど。 とにかく色々と話して、あっという間の3時間。 ランチでも食べながら、形式張らずにワイワイガヤガヤと話し合うのも、なかなか良いものです。

 会社の成長・事業の拡張とともに、時間的にも経済的にも、社員たちが将来にわたっても安心して働ける会社づくりを同時に進めていかなければなりません。 今日の結論も、「よし、その方向性で頑張ろう」 ということで終了。 お客様のため、社員たちのためにも、頑張らないと(♪)。

 さてさて、ガストでは何を食べたかというと、ハンバーグとチキンの欲張りな組み合わせ「グリルランチ(680円)」。 ただでさえボリュームがあるのに、「ライスが大盛りが無料で選べます」 なんてすすめられたので、素直に大盛りをオーダー。 いつものことながら、食べ過ぎました。

10月度の仕事もお疲れさま

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 今日は、業務・財務のスタッフが大忙しの”請求集計&売上締日(10月分)”です。 途中報告を聞いてみると 3ヶ月連続で過去最高売上高のレベルに届いているらしく、会社としては事業計画以上の年商ペースを実現しています。

 みんな、よく頑張ってもらって本当にありがとう。 地元のお客様はもちろん、全国区でのお客様とのお取り引きがますます進むように、これからの企画制作と製品開発、営業推進を進めていきましょう。

 一方で、時間的にも経済的にも様々な面で、まだまだみんなには苦労を掛けっぱなし。 割に合わないことも多いだろうに、それすらも自己課題にして仕事に取り組んでくれている姿勢には、いつも頭が下がります。

 会社は、このような個人の努力や高い能力を使わせてもらっていますので、会社は働いている個人の”能力”や”個性”、そして”権利”が尊重された運営が行われるべきだ、と思っています。 ただし、自由奔放ではダメで、意味のあるレギュレーションや明確な運営方針も必要です。 会社づくりの次期ステップというのは、こうして見えてくるのですが、テーマは止むことがありませんね。