社長のしごと目」カテゴリーアーカイブ

休日返上の挽回努力

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 会社が休みの土曜日。 …の予定だったのですが、先日の夜、業務担当役員のE.Kさんが制作部メンバーたちにカミナリを落とし、みんな休み返上で挽回に励んでいるようです。 さっき、気になって会社に顔を出してきました。

 仕事単位とは難しいものです。 時限基準なのか、達成度基準なのか。 もちろん理想なのは高次元両立です。 そうじゃなきゃクライアント様に対して、費用対効果の高い優れたメディアづくりなど約束できません。 まぁ、自分の努力を信頼して頑張ることです。 努力や勉強に ”損”などありませんから。

ダメ企画で3時間の説教

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 前職時代、私がある営業企画を考えて、意気揚々と上司のところに持っていたときに、褒められるどころか 3時間近くも説教されたことがありました。
 現場・現実に合っていない上に、どこか自社の営業マンを信頼していなくて、さらに目的・目標のピントが外れたダメ企画 …。 いま思い出しても 「情けない仕事をしてしまった」 と恥ずかしくなります。

 ”会社とお客様” という営業接点で より良い取引関係が成立できないなら、それまでの企業活動のすべては報われません。 企画部門や生産・管理部門の立場の人は、この基本を忘れてはいけませんね。

モチベーションって何だ?

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 「上司の求める要求(各種要件など)に縛られて、好きなように仕事ができず、ちっともモチベーションが上がらない」 なんていう話しはよく聞きます。 これに関連したことについて サイバーエージェント藤田社長 が考え方を言っている雑誌があり、目に止まりました。(日経ビジネス・Associe/4月18日号

 「会社もあなたのクライアントなのだ。 自分の身近な上司の望むものすら汲み取ろうとしない人が、お客の望むものを汲み取ることができるか」 などなど。 上司や会社、周りのせいで自分のモチベーションが下がっている、と思っている人は、読んでみるといいかも知れません(笑)。

大きなスケールで考える

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 「業界レベル」とか「日本一」とか。 仕事には目指していく上でのスケール感が大事。 その方が難易度も増すし仕事が面白いです。 私も数年前に自社直営店をスタッフのみんなといっしょに日本一にした経験があります。

 どんな仕事でも、できるだけ大きなスケール感で考えていくといいです。 「このウェブサイトで、クライアント様を日本一の繁盛店にしてやる」 とかね(笑)。 そういう要件を欠いた仕事は、出来を見ていても迫力がありません。

見ないときに見えてくる

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 社長がいない時の会社では、本当の意味でのひとり一人が見えてきます。 驚くほど、今まで見えなかった頼もしい力がいっぱい見つかります。

 私は、いつも相手のことを見るときに 「直に見る眼」 と 「見ないときに見えてくる眼」 のふたつを使います。 人がヒトを評価するなんていうことは、とても烏滸(おこ)がましいことですが、業務上では避けて通れないのも事実なので、見間違いは厳禁。 人事や評価というのは、その人の未来を創り出すように用意してあげることが、何よりも大事だと考えています。

本気で付き合ってもらう

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 社員たちが大好きだった本田宗一郎さんを語る上で有名なのが、「ダメな仕事をするとそこらへんの工具が飛んでくる」という話し。 事象だけを捉えると正しく理解できない話しなのですが、まぁとにかく、本気で付き合ってもらった社員たちは幸せだったろうなぁ、と思います。
 本気の仕事ほど、相手も本気になってくれます。 いい加減な考え方や仕事姿勢から出来上がった仕事は、もちろん問題外です。 さぁ、その仕事。 先輩や仲間たちから、本気で付き合ってもらえそうですか?

会社と時間とスピードと

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 3月最終日。 今日は今期の最終日です。 数字で表される結果には、どんな1年だったのか、何を目指して何をしてきたのか、何が残せて何が失敗したのか、などを物語る要素がいっぱいに詰まっています。

 1日の 3分の1くらいは寝なくちゃいけないので、ただでさえ1日はあっという間。 1週間も1ヶ月もあっという間。 その1ヶ月は12個しかないので、1年が経つのはあまりに早過ぎる。 時間やスピードは大事です。