社長のしごと目」カテゴリーアーカイブ

♪タスクは続くよどこまでも

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 パワープランズグループで開発に取り組んでいるWEBシステム製品のひとつが、全国リリースまで残り約 1ヶ月です。

 開発チームメンバーのそれぞれがカウントダウン状態の仕事に入っています。
 「間に合うかな…」 という不安はみんなの顔に見え隠れ…。 今日、最終のタスク管理一覧表が出てきましたが、まだまだ山ほどのタスクが残っていました(汗)。

 企画から開発、販売準備に至るまで膨大な時間を要し、山あり谷ありで決してラクではない性質の仕事ですが、開発チームのみんなが愛情を持って ”考え・創り出して” きました。 この製品をじっくりしっかりと市場に育てて、全国のお客様のあらゆる ITビジネスの場面に貢献することがみんなの夢(目標)です。

 …というワケで、新たな飛躍を期して 優秀な人材が もう少し欲しくなってきました。 我こそはと思った方は、下記URLからぜひエントリーを!
【 パワープランズ採用情報 : http://powerplans.co.jp/rec.html

”勝てたはずの負け” が大事

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 機会があって、女子中学生のバレーボール大会を見学することに。 そこであるひとつのチームが気になりました。
 試合が始まる前のアップ練習中も、とにかく悪い意味で明るい。 顧問の先生も終始こんな調子。 そして、あまり強そうではないのも分かりました。

 まもなく試合が始まると、やはり心配していたとおりの展開。 第一セット25対3で惨敗し、残りのセットも取れず敗退。 私が一番気になっていた ”彼女たちの笑顔” は、試合が進むにつれて消えていきました(ちょっと安心した)。

 「やっぱり、勝ちたいんだよなぁ…」。 私は、指導者の運営方針ミスだと思う。 彼女たちが普通に持っている小さな上昇意欲を見落としてはいけません。 勝つことだけがすべてではないけれど、同じ取り組み方なら、目標(勝つこと等)に立ち向かっていくプロセスをちゃんと経験させてあげるべき。

 勝負なので負けてしまうのは仕方ないけど、少しでもいいから ”勝てたはずの負け” と思える収穫が含まれてないと、途中プロセス(努力や練習、勉強など)が報われないし、次に繋がっていかない。 …なんだか、このチームの監督をやってみたくなった (←バレーボール出来ないけど)。

DTPもWEBも大好きです

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 制作はすっかり遠ざかっていたのですが、久しぶりに DTPデザイン。 WEB同様、紙媒体のデザインも面白い。
 限られた枠面に、効果を達成するためのポイント(コンセプトや狙い等)を押さえつつ、遊び心ある新しいアイデアなども盛り込んでいきます。

 WEB制作のようにスクロール方向やページ遷移に逃げることはできないので、デザインにおいては、WEB制作よりも面白いかも。 でも、WEB制作の計算高い緻密さも大好き。 まぁ、どっちも同じくらい好きなんだけどね。

 紙媒体もウェブ媒体も、クライアントにとっては、販促・宣伝目的を実現する上での手段手法や戦略分野が違うだけの話。 むしろ 紙媒体とウェブ媒体との相互効果を いかに狙うかというのが主流の考え方なので、制作会社も自然と総合化してきました。 人材においても、高レベルかつ自在に ”両分野” を行き来できる能力が必要になっています。

 学生さんたちの中には、DTP か WEB か、どちらか片方しかできない、という子がけっこうに多いので、少し不思議。 学校なんかに頼らないで、自分で習得しちゃえばいいんだし、「どちらかが半端になる」 なんて言ってないで、どっちもトップレベルを目指せばいいのに。 …若い頭がもったいないです。

1番うれしいとき

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 真っ暗闇の中を たった1人、松明(たいまつ)の明かりを頼りに先頭に立って突き進むのはたいへんです。
 そのあとに続く人たちは、先頭を進む人たちの背中を見て進むことができるので、安心でしょうし、道に迷ってしまうことも少ないと思います。

 パワープランズ グループの社員たちは、入社するとまもなくこの松明を自分で持たないといけないような仕事が待ち受けています。 通常の制作業務の他に、事業開発や製品開発だったり、業務の仕組みづくりだったり。 いわゆる会社内に前例がない開発という分野の ”仕事” を考え、カタチ作っていきます。

 ラクではないでしょうけど、夢もチャレンジングも多いことは間違いありませんから、私は良いことだと思っています。 心配なのは、会社の 「仕組み」 も 「流れ」 も だんだんとカチッとしてくるので、後から入ってくる社員たちがそういうことを考え経験するチャンスが小さくなっていく、ということ。 今後は何らかの制度化が必要かな。 将来は、社員が起案した事業プランが会社設立に繋がっていくようなケースがあるかもしれない。 そのくらい夢があってもいいと思います。

 若い社員たちやその仕事の様子を見るとき 「おっ、自分で松明(たいまつ)を持ち始めたな」 って感じるときが、一番うれしいですね。

カンタン思考整理術

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 土曜日は会社をサボりました(笑)。 まぁ、役員なので、もともと出社義務があるわけではないんですけどね。
 会社運営のその時々に、徹底的にじっくりと思考をまとめたいタイミングがあり、こんな時は誰もいない1人っきりの部屋が自分の場合は適してる。

 いまの最大の悩みは、組織作りです。 業容がだんだんと大きくなるのは良いことですが、人や組織が業務内容について来られなくなるのでは、経営にとっては本末転倒です。 先日、メインバンクの支店長さんにも、そういうアドバイスをいただいて、本格的に考えてみたんです。

 私の思考整理術は、まず箇条項目の書き出しから。 「○○であるべきだ」 とか 「○○が障害だ」 など、とにかく思いつくだけ、テキストエディタに箇条書きします(ここで 50項目くらい出ないとダメだよ)。 項目が出尽くした頃に、これらを整理分類。 「現状認識関連」 「目的関連」 「目標関連」 「耐用度関連」 「留意事項関連」 「コスト条件関連」 「スケジュール関連」 などなど、テキスト1行毎をそれぞれの大項目に移動させ、整理分類していきます。

 こうしてだんだんと精度を上げていくと、あら不思議。 思考がまとまった政策骨子書の出来上がりです。 もちろん大切なのはココからなんだけどね。 組織作りを見直すきっかけをいただいた支店長に感謝です。

「身の程知らず」は不幸だ

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 会社の仕事というのは、私にとっては 「身の程を知る」 ことの連続だったりします。

 いつも 「必ずイケる」 と思えるところまで詰めて、自信満々でスタートするのですが、成功だけを得ることは出来ず、必ず 「身の程を知る」 ような痛い目にも会い、これを避けることができません。 さらに勝ち負けが絡むような時は、眠れないくらい悔しい思い。

 だんだん分かってきたんですが、これが 「チャレンジの掟(おきて)」 のようです。 ”がむしゃら” にやるのは、良いチャレンジではありません。 勝つための仮説をしっかりと立ててそれにチャレンジして、成功する部分と失敗する部分を繰り返し得て、次に活かしていく。 そこに初めてちゃんとした成長がついてきてくれるんだと思います。 「身の程を知る」 のは誰にとっても嫌だし痛いことですが、そこからの方がむしろ大切なんでしょうね。

 「身の程を知る」 機会を避けて生きていくと、会社も個人も豊かに成長できなのかも。 このところ、高校野球で負けた方の球児たちが流す涙を見ていても、長い目で見ればあまり可哀想ではないな、なんて思って見てます(笑)。

市場責任は年中無休

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 お盆休みに入った途端に、会社のコンテンツやデータを収容しているWEBサーバの1台がダウン(接続障害)しました。

 朝一番から会社に緊急出社して対応に当たりました。 当社のサーバ技術者M.Mさんの対応力のおかげで、数時間後にはサーバは復旧 (←休みだったのにありがとう)。 …やれやれ、です。

 そういえば、前職の会社では、役員や管理職たちが休暇・休日毎にローテーションを組んで、自宅待機チームをつくっていました。 若気の至りで 「自由に休めなくて大変じゃないですか?」 と、ある役員に聞いてみたことがありましたが、「だから役員なんだ」 と一蹴。 「これが会社の市場責任ということなんだろうなぁ」 ということを教えてもらいました。

 行政はもちろん、各地の大手企業グループも、こういう仕組みが本当によく出来ています。 当社のこれからを考えると、自社製品・サービスを利用してくれるユーザーが全国各地に出来ていくワケだし、会社として 「休日」 の 「休み方」 については、その仕組みを見直しておかないといけない、と痛感しました。