4月に入った新入社員たちも半年になろうとしています。会社や仕事のことが見渡せるようになってきて、自信や確信を高めてきている反面、組織や上司や仕組みにも、文句や不満がいろいろと見つかってきているようです。
私としては「予定どおり ”いい線” にきたな」という感じです。でも、ここの捉え方が大事なところ。
半年ぽっちで見えたことが「本質」や「全て」だと思い込み、自分のチカラを過信してしまうと、会社や先輩たち、仕事までが低く感じていきます。完成品の自分を会社に持ち込むことが初心ではなかったはずなのに、自分はあの人よりもこの人よりも「完成品なんだ」なんてね。どんなに頭のいい人も仕事ができる人も、自分の「第一レベル」の勉強や鍛錬にはゴールなんて無いのに、見失う(若いから仕方ないけど)。
こういうのって、自分は大丈夫と思っている人が一番危なかったりします(笑)。本質や原点から離れすぎてしまう前に、自責謙虚に振り返ってみるには、いい時期かも知れません。