掃除にはいろいろな定義があるんだろうけど、私は「汚い物体を退けるだけが掃除じゃないぞ」と、怖い職場長に叩きこまれて身に付けました。掃除もろくに出来なかった社会人スタートです(^^;。
その場所や状態の変化を毎日に見ていけるメリットを活かして、①安全向上(衛生維持と事故防止)、②整理整頓(効率化や生産性向上)、③職場改善(気持よく働ける環境づくり)等を、維持改廃していきなさい、と教わったんだと思います。
とくに品質や技術にこだわる「ものづくり」の仕事には、普遍的に通ずるところが多い考え方だと思います。そうやって人を見ていると「掃除がデキる人はやっぱり仕事もデキるなぁ」ということと「サボる人やデキない人のほうも逆が当てはまるなぁ」と、感じることは多いような気がします。
でも、私の気のせいではないとしたら、掃除は「仕事そのもの」だと言えます。偉くなったらしなくていいわけではないし、偉い人ほど掃除が「仕事レベル」で出来ないと、ホントの意味で偉くはないのかも。