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仕事とヒトを創る

文句から創っていく未来

仕事とヒトを創る私は本社ブロックやIRD(インクレイブR&D)あたりをいつもうろちょろしているのですが、ずいぶん若い連中がここを構成していて、なかなかの頼もしさを感じています。

とにかく文句がすごい(^^;。社長がいる隣りでよくもこれだけの文句が言えるものです。

ただしこれらは、単に文句が多いだけではなくて、自分たちがやった仕事の悔しさや反省、進め方の問題意識から湧いてくる本質をついた内容なので、実は会社づくりにとっては非常に価値のあるデータ群。こういう文句を仲間同士で共有しながら一丸となり、そして次に活かし、自分たちの目指す仕事をさらに高く伸ばしていこうという気概を持って進んでいくことは、とても良いことだと私は考えています。

普通だと「おしゃべりしないで仕事しろ!」になりそうですが、これも立派な「疑え・壊せ・革新せよ」を実践する仕事のひとつ。理想と目的&目標を持つからこそ。こういう小さくても重要な「創造とチャレンジ」の繰り返しが、先々の仕事やヒトを創るんだと思います。

12月にもなると…

会社や上司への不満

12月にもなると…新入社員たちも社会に出て初めて「年末調整」なんていう経験をしています。そろそろずいぶん会社に慣れてきて、会社や上司に対して不満を持ったり、文句を言うようになってきました(笑)。

仕事がわかってきて、問題点や課題が見えてきて、「こうしたい」という自分の理想を持つようになってきた現れ。頼もしい主体性が出てきました。

ところが、普通なこと(?)を言うことも、たまにある。「上が答えを出してくれない」とか「自分がやっていい権限がない」とかね。でも、上からOKをもらえる範囲の仕事だけを目指すなら、別に「あなたを採用することもなかった」というのが、私の考え。ここまでを築いてきた先輩たちの仕事を継いでもっと大きく膨らましていくためには、先輩たちの「OK」に安心感を求めて油断していれば、とても突破はできません。

「どうしてやるのか」や「さらに上へ」が確かなら、先に行動しちゃえばいいと思う。そのときに「問題あり」とならない仕事、「お、さすがだね」となる仕事、を目指せばいいと思います。「働かされるな」です。