仕事である程度の年齢や功績を重ねていくと、いちばんの敵は「老化」かも知れません。知識や経験に頼れば、すべてをやってみなくても推察も外れにくいので頭だけで済ませることが増えて、「見たり・聞いたり・試したり」が少なくなっていきます。
ここに「自分ほどの立場の失敗は格好悪い」といった変なプライドや保身意識まで絡んでくると厄介で、こういう人が組織のうえで、何もせず口先ばかりの影響を及ぼしていけば「老害」です。
たくさんの年齢や功績を重ねてきても、率先垂範で「見たり・聞いたり・試したり」がすぐに出来る人は、共通して「若い」。組織内や仕事における「老化」とは、実年齢とは関係ないもの。私よりもずっと歳上なのに「若さ」で勝てない人はたくさんいますし、私よりもずっと若いのに老化を感じる人もいます。
仕事分野はもちろん、私生活や趣味(モータースポーツ)の時間全般でも、「見たり・聞いたり・試したり」がすぐにできる謙虚で努力好きな「自分」を保っておきたいですね。若い連中には負けられない(^^v。