余震が続く仙台オフィスで

お役に立とう

 このまえIT開発センターの技術者たちが、「こういうときに役立ててもらえる情報技術がうちにはある」と、進言してくれました。

 その提供方法や運用予算、全社的なサポート体制について、余震がまだ続く仙台オフィスの中で話しあっているところです。

 とにかく困っている人と地域を助けなきゃ。ここ仙台にも拠点を置いている企業として、関係各所の皆さまと手を組んで出来ることを確実にやっていきます。

今度は愛車のタイヤ交換

タイヤ交換

 今日は天気も良くて暖かだったので、延び延びになってしまっていた愛車のタイヤ交換をしました(社用車はこのまえ終わったので)。

 手慣れたジャッキアップも、「ここで揺れても大丈夫なように」を考えて、安全対策を行いました。ガレージで行う作業のすべてに、これからは地震対策視点での見直しが必要だな。

 あ、生活のすべてにおいて、ですね。

肥やしにできれば勝ち

限界って

 起業前に働いていた会社では、『限界はそれをもうダメだと決めたとき』という教えがありました。

 もうダメだと思うことが多い私も、いつもこの言葉を思い出して、それを”決めない”判断を選んできたおかげで、結構しぶとい仕事ができているように思います。自分が諦めずに理想を追求している限りは、それは”チャレンジ中”ということ(もちろん時限ありき)。

 途中の失敗も『肥やしにできれば勝ち』だって。

仙台空港あたりの状況

震災の爪あと

 時間が経つにつれて、被災地を自分の眼で見ておかないといけない気持ちが徐々に大きくなっていました。テレビやネットの映像、人伝えによる間接情報だけに頼った捉え方では、何か重要なことが入ってこない感覚がありました。

 今日は仙台空港近くに所用があったので、そばの貞山堀沿いに立ち寄り海方向を眺めます。目の前に延々と広がる変わり果てた惨状に言葉が見つかりません。人々が大切にしてきた暮らしや郷土、たくさんの尊い命を奪っていきました。

 ただただ憎いとしか言えません。

社用車Fitのタイヤ交換

タイヤ交換

 仙台オフィスのレモン色の社用車『フィット』のタイヤ交換をしました。もう雪も降らないでしょう。

 社員たちが仕事で使うクルマなので、入れ替えたタイヤはしっかり点検。また、ガソリンが残り4分の1くらいになっていたので、近所のスタンドで給油。
 土曜日の夕方でしたが、ほとんど並ぶこともなく満タンに給油できました。県内のガソリン供給量も来週には元に戻るんじゃないでしょうか。

 インクレイブの皆さま、これからも人と社会に優しい安全運転で!

これまでと違う4月1日

新年度スタート

 4月1日です。インクレイブは第15期という新しい事業年度がスタートしました。

 お客様と協力会社様のなかにも被災された方々は多く、その皆さんとの共生共栄を目指してきた私たちにとって、これまでとはまったく違った意味を持つ4月1日となっています。

 お客様と協力会社様とごいっしょに、自社の存立意義と市場責任に照らし、自分たちがやるべき事をとことんやっていくのみ、です。

 クルマでの移動時間すらムダにするものか!(←と思ったときの写真)

自分の為に働いている?

自分の為に

 その仕事を通じてお客様や社会に喜んでもらおう。協力会社さんと共に発展しよう。自分たちの豊かさにも繋げよう。だから、いい仕事にこだわる。

 『そう考えている自分』を大切に考えた仕事をすることが、『自分のために働く』という意味のひとつだと思う。同時に、支えてくれる家族や仲間、与えてもらった環境&機会を大事にすることになります。

 これを、”煩わしさや重荷”と捉えるのか、”与件・要件”と捉えてチャレンジするのか。まぁ、人それぞれでいいんだろうけど、仕事観や技術の良質な基礎をつくる若いときこそ『自分のために』をちゃんと捉えて、たくさんの仕事経験を重ねていった方がいいと思います。

 前職時代、私は何かにつけて『自分の為を勘違いするな』と先輩に叱られ続けてきた人間なので、よーく分かるわけ。経験者は語るってヤツです(笑)。