「真ん中」から考え始めるといい

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 会社に入りたてのころは会議に参加させてもらっても、書記係です(笑)。

 ホワイトボード前に立たされて 「しっかりとまとめていってね」 と初めて言われたときは、気を失いそうになりましたが、とにかく挑戦。 「ずいぶん字が汚いなぁ」 は予想どおり(^^;。 一番びっくりしたのが 「真ん中から書き始めなさい」 と言われたことでした。

 左上から書いていくのが常識でしょ。 「なんで真ん中なんだろう」 という顔をしていると、「書き始めたことがいつも思考のスタートだと思うな」 と。 実際に、真ん中に書いたことから 「下」 や 「右」 に展開していくことは当然でしたが、「上」 や 「左」 にも考え方が伸びていき、想像もしていなかったような判断レベルが現れていく。 マジックを見ているみたいな衝撃。

 以来、この思考開発法を身につけてきました。 先輩たちの チャンスメイク にも感謝。 何でも 「真ん中から考えはじめる」 と、いいです。

その後のブログ400文字問題は

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 「ブログ記事を400字以内でまとめる」 と決めてから、3ヶ月が経ちました。 結果は 「やれば出来るじゃん!」。 400字以内で書きたいことが書けています。 もうすっかり標準能力(笑)。

 もちろん取り組む前は、それまでの経験から 「出来るかなぁ」 と思いましたが、「とにかくやってみる」 ことが大事。 サントリー創業者 「鳥井信治郎」さんの口癖でもあった 「やってみなはれ」 のチャレンジ精神です。

 やってみもしないで、自分の頭の良さ(?)を頼りに 批評ばかりする人がいますが、やってみることで色んなことが分かってきて、役立つデータやノウハウも揃い、必ず新しい未来が拓けていくものです。

 こんなことでも、それまで出来なかった自分が 「出来るようになった」 という自信には、なります。 小さなことでも、”失敗と成功の経験値” を 数多く積んでいくことを、好める自分づくり が大事だと思っています。

何年ぶりか分からない人が来た

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 連休の真ん中です。 愛車 「フィット」 のタイヤ交換を済ませました。 これでいつ雪が降ってきても安心です。

 交換の後、見たことがない大きな乗用車がガレージ前に止まりました。 「誰だろう」 と思って見てみたら、中学時代の同級生でした。 何年ぶりか分からないくらい(笑)。 すぐにあがってもらいコーヒーを入れてあげます。

 お互いに学校を出た後は、一時は同じメーカーの系列会社に進みましたが、いまではそれぞれが別々の業界。 それでもやはり多感なときをいっしょに過ごした仲間なので、すぐに当時の悪ガキ同士に戻れますね。

 バイク好きなところは、いまでも共通。 友人は 「ハーレー1200スポーツスタースーパーカブ」 を所有。 私は 「ホンダCB750Fスーパーカブ」。 頭がほとんど同じレベル(笑)。 楽しいひとときを過ごしました。

コーヒーとアンパンを食べながら

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 20代のときの話しですが、ボーナス支給日の面談で伝えられた仕事の評価などに納得ができなくて、「このボーナスは要らない」 と言って返そうとしたことが 3回くらいあります。 いま思うとメチャクチャな話しですね(^^;。

 自分のやっている仕事が どんなふうに社内やお客様に役立ち、評価されて、これからどう発展させていけばいいのか。 「評価」と「課題」と「ボーナス」の合点を知りたいわけ。

 会社の仕事は、その事業方針上に沿ったところで能力発揮できていることが大事でしょ。 額の多少そのものではありません。 給与や賞与は、自分の大切な 「評価尺度」 のひとつ。 そうやって、会社といっしょになって自分の納得した給与水準をつくってきたんだと思います。

 みんなと一体で歩み、みんなにとっても、そういう 「給与」 にしてあげないといけない。 そんなことを思いながら、ひとり会社で朝ご飯(^^;。

パソコン、捨てればいいのに

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 人には 「一覧的把握能力」 というのがあります。 人が持つ視野確度は約20度。 脳の力では、視点を動かさずに一覧処理(把握と理解)できる限界&ベスト寸法が 「A4サイズ」。

 前職時代の会社では、A4で 「1枚ベスト」 ということが提唱されていて、資料が多いと 「1枚にしろ」 と返されました。 報告するときも、「10秒で言ったらどうなんだ」 と、整理が利いていない点が指摘されます。

 教えられたのは、「思考をまとめよ」 や 「要点を見極めろ」 ということだったと思う。 同時に、意志力も必然的に試され、鍛えられていきます。

 という意味で、パソコンは危ない。 画面の上下左右やその奥に、いくらでもページが作れて、思考は自在に逃げられます。 「データ」という成果物に丸めてさらに逃げられる(笑)。 思考整理能力が甘い仕事を見ると 「パソコン、捨てればいいのに」 と思う。 当時の自分ですね(^^;。

会社運営はスポーツと似ている

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 オークションで 「ドカベン(水島新司)」 を、”全巻買い” しました(笑)。

 社員たちと仕事の話しをするとき、私はよくスポーツのことを ”たとえ” に使います。 目的を共した仲間が集って、掲げた目標に向かっていく幾多のプロセスを持っています。 勝ちよりも負けることの方が実は多くて、負けないと勝つことに近づけなかったりする。

  野球なら 「全員が4番バッターに成っても勝てるわけではない」 とか、サッカーなら 「ボールを持っていない人の仕事が大事」 とか。 その構造や原則が、組織や仕事のことと よく似ているでしょ。

 ”みんなが金太郎飴” みたいな ”人の集まり” をつくっても、良い会社には成りません。 ひとり一人の持つ個性や持ち味を尊重して、その能力を活かし合うことが大事だと思っています。 …読み終わったら 「20世紀少年(浦沢直樹)」 の全巻買いが次の目標です(^^;。

「矢島美容室」 は次回に見送り

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 「iTunes」 で楽曲購入。 今回は 「トータス松本美空ひばり一青窈」 から計4曲。 「矢島美容室」 は悩みに悩んで、今回は止めました(笑)。

 昔とちがって最近は 「何でもあり」 の聴き方になってしまいました。 「iTunes」 のようなサービスが変えた?。 確かに、いい楽曲を幅広いジャンルからカンタンに探しやすくなった。

 楽曲を 「聴き捨てていく」 という概念も持ちました。 アーティストの人間性や作品への吟味は、CDやVIDEOで購入していたときよりも、ずいぶん軽く考えるようになっています(←自分の中では、です)。

 消費や効用も含めたパーソナルなこと、アーティスト側の意義と視点、産業的(ソフト&ハード)なこと…。 何かが生まれて、何かを捨てたり 失ったり。 ブームメントや業界遍歴も含めて、音楽市場は勉強になります。